2005年12月、初めての出産をしました。当たり前に出ると思っていた母乳が出なかったことが、すべての始まりでした。

「どうしても母乳で育てたい」という強い思いから、聞いて、調べて、読んで、試して、考えて。それはそれは必死で今日まで来ています。 血液から作られる母乳とは切っても切れない「食」に、今まで以上に関心を持つようになりました。

2005年まで、食に関しては「中国産は良くない」とか「有機は良い」とか、テレビで得られる程度の知識をもとに、安全と思われる食品を選び、厚生労働省の示す「一日30品目」(最近言われなくなりましたが)「彩りの良い食卓」を心がけて献立を考えていました。

ところがところが、本格的に調べれば調べるほど、「食」と「環境」との密接なつながり、そしてこの二つが今、とてつもない悪循環に陥っていることが見えてきたのです。

知れば知るほど、じっとしていられなくなってきました。というか、じっとしていてはいけないと思いました。「家族の健康を考えているだけでは何も解決しない。じゃぁ、自分にはいったい何ができるのか?」この考えがしばらく頭の中で渦巻く日々が続きました。
そして……



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